阪神対広島 3回表広島2死一塁、空振り三振と思われた森下だったが村上のボール判定で走者進塁となった(撮影・加藤哉)

<阪神-広島>◇18日◇甲子園

甲子園が微妙なボーク判定にざわついた。

2-5と阪神が3点をリードされた3回2死一塁、2ボール2ストライク。村上頌樹投手(26)が2ボール2ストライクから外角高め直球を投じ、広島9番打者の森下が空振り。三振でイニングが終了したかに思われた。

だが、判定はボーク。村上は一塁側ベンチへ歩き、一塁手の大山はすでにベンチに戻っていたタイミングで多くの観客が判定に気付き、球場全体が騒然とした。セットポジションに入る動作が完全静止していないというジャッジだとみられる。

藤川監督が球審に確認。山村三塁塁審が「ただいまボークがありましたので、走者を二塁に進塁し、打者打ち直しとなります」と場内にアナウンス。「え~」という悲鳴が響き渡った。

直後、村上は2死二塁から外角低めの直球で空振り三振に仕留めた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】「え~」甲子園に悲鳴 空振り三振でイニング終了と思いきや…まさかのボーク判定