ガーディアンズ戦で力投するオルオールズ菅野智之(AP)

<オリオールズ6-2ガーディアンズ>◇17日(日本時間18日)◇オリオールパーク

オリオールズ菅野智之投手(35)が7回2失点の好投で本拠地初勝利を飾った。7回はメジャー移籍後、最長イニング。87球を投げ、5安打3奪三振無四球で2勝目を挙げた。

メジャー最長イニングを更新した7回は、先頭のジョーンズに一塁線を破られた。一塁手が横跳びで打球を止めたが、ボールはファウルグラウンドにこぼれた。菅野は一塁ベースカバーに走ったが間に合わないタイミング。塁上で目を切っていた状況で、一塁へ送球され、ボールはダッシュしてきたジョーンズの腹部に直撃した。そのまま倒れ込んでもん絶する珍しいシーンになった。

プレーが再開されると、菅野は次打者をスライダーで遊ゴロ併殺打に打ち取った。2死からは空振り三振を奪い、無失点で切り抜けた。

2勝目を挙げた試合後は地元テレビ局のインタビューで「まだまだ1試合なので、もっともっと積み重ねていかないとなという気持ちです」と冷静に振り返った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 菅野智之の横で送球が腹部直撃の珍事 ハプニングを併殺打で封じ、7回2失点で本拠地初勝利