巨人対DeNA 3回表DeNA1死、筒香(手前)が右越えソロ本塁打を放稚、笑顔で迎える三浦監督(撮影・浅見桂子)

<巨人1-9DeNA>17日◇東京ドーム

2試合連続完封負けを喫していたDeNA打線が火を噴いた。巨人田中将を2回6失点で引きずり下ろし、今季最多9得点で快勝。連敗を2で止め、今季対巨人戦で初白星を挙げた。

初回から今季初めて4番に座った牧の右前適時打で先制。21イニングぶりの得点をもたらした。

2回には2死一、二塁から三森、度会、牧の3者連続適時打で一挙4得点。さらに3回1死、2番手の横川から筒香が右翼席へ今季40打席目で待望の1号ソロ。豪快アーチでリードを広げ、強力打線の破壊力を見せつけた。

投げてはエース東が貫禄の投球。コーナーを丁寧に突く投球で113球を投げて8回5安打無失点。2ケタ10三振を奪う投球で今季2勝目を挙げた。

投打がかみ合って単独最下位を1日で脱出。昨季8勝16敗1分け、今季もここまで0勝3敗1分けと苦手にしていた巨人相手に、快勝でリベンジした。

試合後の三浦大輔監督(51)の一問一答は以下の通り

-組み替えた打順がハマった

いい攻撃ができたなと思います。

-狙い

いやいや、ちょっと流れ的にもちょっと2試合点が取れてなかったところで、相手投手とか今の状態とか見ながら、狙いは先制点取るためです

-牧と意見が一致して4番と

昨日、試合終わってすぐ、ちょっとコーチとかで話して、「明日牧4番でいこう」って話をして、それでスタッフミーティング終わった後で牧が「明日4番で行きたいんですけど」って。「そのつもりだぞ」って。ちょうど今、こっちもコーチと話してたところなんでっていうとこでね、ベンチと牧の気持ちがね、一致した今日の4番です。

-牧から言ってきた

その前に決めてたんです。コーチと話をして、明日の流れを変えるためにも、牧4番でいこうと。で、隆輝を今状態もいいし、上にあげていこうって話して、ミーティング終わって、牧からいってきたから、「そのつもりだぞ」って。こっちの気持ちと向こうの気持ちも一緒っていうことで、非常にいいタイミングだったなと思います。

-筒香、昨日おいしい肉を食べさせていただいてHR打てたと

昨日フェンス前で届かなかったんで一応、飯でも行こうかって飯行った中でね。ほんとに打ちましたからね。オーバーフェンスで。良かったのかどうかわかんないですけど(笑い)

-いい感触が実現

そうですね。あの中でのしっかり捉えられたっていうのもありますし、最後の打席もちょっと紙一重だったと思うんですけど、ああいう打席がちょっと続いてる中で、内容的には上がってきてるかなとは思います。

-焼き肉?

おいしいお肉です。おいしいお肉を食べながらいろいろちょっと話できたのでよかったです。

-1対1で?

いやいや、スタッフ数名で。

-東、良い投球

そうですね。立ち上がりもしっかりと要所要所を締めながら丁寧に投げてましたし、点差が開いた中でも雑にならずに丁寧にしっかりと。祐大とね。今日だけじゃなく、まだ対戦もありますから、丁寧に丁寧に投げたなと思いますね。8回は本人見てても思いましたし、本人も出し切ったっていうところでよく投げてくれました。

-2回、林のヒットと東のバントで相手にダメージを与えることもできたのでは

結果、点が入ったからいうわけじゃないですけども、リズム的にね、1発で、初球で決めた中で、次の打者に回せたっていうのはね、東もああいうところできっちり決められる。打線の1選手としてしっかり仕事してくれたなと思います。

-連敗を止めて、借金を減らした

連敗っていうところでしっかりと1つ取れたっていうのはね。ずるずるいかずにね。1つ勝ったからどうこうって変わるわけないですけども、こういう形でね、いいきっかけにしたいなと思います。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】打順組み替えズバリの三浦監督 「4番牧」は以心伝心「先制点とるため」/一問一答