大谷翔平、左手つかない新スライディングの手応えに言及「なるべく負担かからないような形で」
<ドジャース8-7ロッキーズ>◇16日(日本時間17日)◇ドジャースタジアム
6号先頭打者本塁打を放ったドジャース大谷翔平投手(30)が、今季20試合を終えた手応えを語った。
今季の大谷は開幕戦から全試合に出場。打率2割8分8厘、6本塁打8打点の成績に「個人的には例年通りぐらいなのかなとは思ってます。まあリハビリの方も順調に進んではいると思うので、そこも含めていいスタートじゃないかなと思います」と語った。
アリゾナ州グレンデールでの春キャンプ中には昨年手術した左肩の故障再発を防ぐため、左手をつかないスライディングを練習していた。20試合で盗塁は5個を数えている。左手をつかないスライディングへの手応えについて「ギリギリのタイミングでは、どうしても避けなければいけない。もう本当にスライディングはテクニックが必要になる。なるべく負担のかからないような形でやりたいなと思ってます」とした。
大谷はこの日のロッキーズ戦に「1番DH」でスタメン出場。第1打席で通算13本目の先頭打者本塁打を放った。カウント1-2からの4球目を右翼スタンド上段まで運ぶ2試合ぶりの6号ソロ。MLB公式は飛距離427フィート(約130メートル)と表示していたが、試合中に448フィート(約137メートル)に訂正された。打速度111マイル(約179キロ)。2打席目にも適時打を放ち、1イニング2安打2打点。その後は快音はなかったものの、5打数2安打1本塁打2打点と勝利に大きく貢献した。