広島対中日 中日先発の柳(撮影・加藤孝規)

<広島-中日>◇16日◇マツダスタジアム

中日先発の柳裕也投手(30)が7回4安打5三振無失点の好投で、今季初勝利をマークした。

初回、7球で3人斬り。5回まで1安打無失点の好投だった。6回、ピンチを背負ったものの、2死一、三塁から小園を左飛に仕留め、続く7回も三者凡退に抑えた。

前回9日の同カードでは7回無失点と好投したが、自身に白星はつかなかった。この日も相手先発は大瀬良。中盤まで両先発の投げ合いでスコアボードに「0」が並ぶ、緊迫した展開。「先発が試合を作るというのが勝つための第一条件。まずはしっかり自分の仕事ができるようにしたいです」と話していたように、先発の役目をきっちり果たした。

打線が得点したのは7回だった。2死から細川が二塁打で出塁すると、ボスラーが右翼へ待望の先制タイムリー。さらに、8回には代打カリステの中犠飛で追加点。先発柳の今季初勝利を援護した。依然最下位のままだが借金を2に減らし、ここから反撃に転じたい。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】柳裕也が今季初勝利、7回無失点好投 広島大瀬良との緊迫の投げ合い制す