ウエスタン・リーグ 中日対オリックス プロ初先発した中日ドラフト1位の金丸(撮影・中島麗)

中日ドラフト1位の金丸夢斗投手(22)が15日、ウエスタン・リーグのオリックス戦(杉本商事BS)にプロ初先発した。

関大時代の4年間を過ごした大阪で、昨年5月11日関学大戦以来、339日ぶりの先発マウンドは、悪天候の中で始まった。2点を先制した直後の1回裏。マウンド上で投球練習を繰り返したが、豪雨に見舞われ約15分間の中断。これが影響したのか、いきなり3点を失った。それでも2回以降は変化球を交えて、走者を出しながらも踏ん張った。4回5安打3奪三振で3失点。登板前に予定していた80球をクリアした。「球数が増えても投げきれて、安心した。途中で修正できたのはよかったが、立ち上がりが課題だった」と振り返った。

試合途中での修正力をアピールし、1軍デビューへ前進。井上監督は5月中の1軍初登板を示唆しており、金丸もこれに呼応した。「なるべく早く行きたい。気にかけてもらえてうれしいし、焦らずに万全な状態で1軍のマウンドに上がりたい」。期待の即戦力ルーキーがデビューの日へ、歩みを進めていく。【中島麗】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】2軍でプロ初先発の金丸夢斗4回5安打3失点「途中で修正できたのは…立ち上がり課題」