アストンビラのウナイ・エメリ監督(ロイター)

<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):アストンビラ3-2パリSG>◇15日(日本時間16日)◇準々決勝第2戦◇バーミンガム

アストンビラ(イングランド)は2戦合計スコアで敗退したものの、42シーズンぶりのCLで8強進出と躍進した。

パリ・サンジェルマン(フランス)をホームに迎え、相手のお株を奪う鋭いカウンターを武器に逆転勝ち。後半に怒濤(どとう)の反撃を見せ、イタリア代表GKドンナルンマの複数本のビッグセーブがなければ4強進出はアストンビラのもの。見事な暴れっぷりだった。

サポーターの大声援を背に堂々とした戦いを見せたスペイン人の名将、ウナイ・エメリ監督(43)は、胸を張った。

「我々がやったすべてのことを誇らしく思う。この水準の試合ができたことは、私がアストンビラで目指すレベルへの最良の1歩になる。選手たちはこのレベルに対応できることを示しましたし、ここにいるに値するチームです。我々は野心を持っています。大きな挑戦であり、このクラブがさらにこのレベルを目指して努力していくことを望んでいる」

アストンビラが毎シーズン、欧州CLを戦い、そして頂点を目指していく。敗れはしたが、大きな一歩を記したことは間違いない。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【欧州CL】アストンビラ42季ぶりの舞台で暴れた、エメリ監督「我々は野心を持っている」