ロッテ対日本ハム ロッテに勝利し、観客席にあいさつする日本ハム新庄監督(撮影・河田真司)

<ロッテ3-9日本ハム>◇15日◇ZOZOマリン

日本ハムが“メモリアル勝利”で連敗を2で止めた。開幕から15試合連続でチーム犠打0となり、95年西武の14試合を抜いて、2リーグ制後の新記録を樹立した。

3点を追う6回に“犠打なし”でビッグイニングをつくって逆転に成功した。

1死から1番矢沢が四球で出塁すると、2番松本剛は右前打でつないだ。3番清宮幸も右前打で1死満塁となり、4番野村の遊ゴロが相手失策を誘い、まずは1点を返した。

なお1死満塁から5番レイエス、6番万波、7番石井が3者連続適時打でロッテ先発の種市をKO。さらに2番手の横山から代打吉田が右中間へ走者一掃の適時三塁打を放つなど、6回は一挙8得点。9回には清宮幸の2号ソロも飛び出した。

先発伊藤は5回までに3失点も「大航海は続く」というチームスローガンのもと、日本一を目指す超強力な「海賊打線」の援護に助けられて2勝目。これで開幕からビジター7連勝にもなった。

▼日本ハムが開幕から15試合を消化して犠打が0。2リーグ制後、開幕から15試合連続で0犠打は95年西武を上回る新記録となった。なお、シーズン最少犠打数は50年松竹、同年南海の25個。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】新記録!開幕15試合連続で犠打ゼロ 強力「海賊打線」本領発揮で開幕から敵地7連勝