西武の仲三河優太(2023年3月撮影)

<イースタン・リーグ:日本ハム-西武>◇15日◇鎌ケ谷スタジアム

西武の背番号135、仲三河(なかみがわ)優太外野手(22)が2軍戦で1試合2本塁打をマークした。

この日は「2番左翼」でスタメン出場。初回、日本ハム福島の外角低めフォークを右中間に運んでソロ本塁打とすると、5回の第3打席では同じ福島の内角高め直球を捉え、右翼へ放り込んだ。

仲三河は大阪桐蔭から20年ドラフト7位で入団。23年オフに戦力外通告を受け、24年から育成選手として再契約している。

1軍出場はないものの23年3月21日のオープン戦・阪神戦(ベルーナドーム)では、高校の先輩でもある中村剛とのアベック本塁打を記録。打撃練習では140メートル級の飛距離を出したこともある。

今季の3軍戦ではOPS(出塁率+長打率)1・147と高い数値を挙げてきた。「2軍戦でベンチ入りできる育成選手は5人」という規約の中で、仲三河は4月8日以降、2軍戦での出場が続いている。

西武は15日現在、支配下登録選手は66人。残り4枠をかけ、育成選手たちの争いが続く。【金子真仁】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】育成の仲三河優太が2軍戦で1試合2アーチ オープン戦で中村剛也とアベック弾の経験も