力投するドジャース先発のダスティン・メイ(AP)

<ドジャース-ロッキーズ>◇14日(日本時間15日)◇ドジャースタジアム

ドジャースのダスティン・メイ投手(27)が、709日ぶりの勝利投手の権利を手にした。

メイはトミー・ジョン手術のリハビリと、突発性の食道破裂から復帰。1日(同2日)のブレーブス戦で、685日ぶりのマウンドを踏んだ。同戦で5回1失点(自責0)、7日(同8日)ナショナルズ戦も6回3失点(自責1)と好投していたが、白星に恵まれていなかった。

この日は1回にムーキー・ベッツ内野手(32)の2ランで援護を受けると、3回には大谷翔平投手(30)の5号ソロで追加点。メイは3回までノーヒットピッチングを続けるなど、立ち上がりから安定した投球を披露した。4回は無死二塁とピンチを迎えたが、三塁を踏ませなかった。

3-0の5回は3者凡退で片付け、23年5月6日(同7日)のパドレス戦以来となる勝利投手の権利を手にした。

右腕メイは19年にドジャースでメジャーデビュー。21年5月にトミー・ジョン手術を受け、22年8月に復帰するも23年に2度目の同手術を受けた。昨季はリハビリを重ねていたが、7月に妻や友人と外食に出かけた際、突発性の食道破裂を発症。MLB公式サイトによると、レストランでサラダを食べているときに喉に引っかかり、流し込もうと水を飲んだ瞬間に、体中が爆発したような感覚になったという。救急搬送されてすぐに手術を受けることになり、徹夜の長時間手術が終了したのが朝7時だった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ドジャース・メイが707日ぶり勝利投手の権利 トミー・ジョン手術と突発性の食道破裂から復活