愛媛・松山空港に到着した阪神藤川監督(撮影・上田博志)

阪神藤川球児監督(44)が14日、就任初の地方遠征となるヤクルト戦(松山)へ向け空路、愛媛入りした。就任後、セ・リーグ5球団と一巡し、13試合を消化して6勝6敗1分けの2位。一部メンバーを入れ替えリスタートをかける。藤川監督の主な一問一答は以下の通り。

-松山は寒い

「春の天気だからです。雨は降らないでしょ? それは、坊っちゃんスタジアム、松山の人も喜ぶと思います。やれるものは試合をやらないと。地方創生はテーマなのでね。大きな」

-ヤクルト先発はオープン戦で攻略した奥川

「まあまあ、出ているメンバーが、うちは一緒なので。ある程度、固まってきているので。スムーズに入れると思いますね」

-中止になった13日中日戦では3番森下、4番佐藤輝と入れ替えた

「シーズンが始まったらまた1からチームをつくるって言っていますから」

-2番中野が中日戦2試合で9打数6安打2打点と機能

「順番にできあがってくるものですから。うまくかみあうようにするのがこちらの仕事です」

-佐藤輝は4番の働きを期待

「別に森下が不振だからという理由じゃないんですけどね。それだけはお伝えしときます」

-開幕1軍メンバーだった育成ドラフト1位工藤を抹消

「工藤には、ここ(1軍)で感じたものを次にまた生かしていってもらいたい。ゲラと入れ替えます。工藤の場合であれば、なかなかコントロールがっていうところがあるから。また今後の展開っていうことが出てくると思うしね。ブルペンは(チームの)心臓ですからね。心臓がドキドキ、ドキドキしてたら、なかなか難しくなってくるという意味では、今は徐々に地ならしの状態なんで、その部分では次の段階に」

-次のカードからゲラが再合流

「そうですね。ゲラが来て、岩貞が来て、(投手陣の)骨格が固まりつつあるということで」

-小野寺が練習に合流。右の代打として期待か

「チームのバランスですね」

-昨日が中止でセ・リーグ対戦が一巡して5割

「まあまあ、今からだねっていう感じですね」

-セの上位に

「まだ始まったばっかりですよ。たぶんセ・リーグ全6球団で、進め方はどのチームも、(いま)自分のチームを作り上げてるんでしょうね」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】藤川監督が勝率5割からリスタートへ松山入り「まあまあ、今からだねっていう感じ」