ランニングする神戸FW宮代(撮影・永田淳)

ヴィッセル神戸FW宮代大聖(24)が、古巣との一戦で今季初ゴールを決める。

14日は神戸市内のいぶきの森球技場で公開練習。前節の東京ヴェルディ戦から中3日で迎える16日川崎フロンターレ戦(ノエスタ)に向けて、主力組は軽めのメニューで調整した。

宮代は「攻撃では相手の動きを見ながらボールを回せて、ゴール数も多い。守備も非常に堅くて非常にいいチーム」と古巣を警戒しながらも、自分たちの戦いにフォーカス。「相手をリスペクトしつつも、自分たちがどうサッカーをしていくか。相手の対策は必要だけど、まずはチームコンセプトにしっかり立ち返ること」と話した。

よく知るメンバーも多い相手との対戦を前に「(警戒選手は)全員。誰を抑えたらいいというのはない」としたが、川崎アカデミー時代から切磋琢磨(せっさたくま)してきた同期FW山田新(24)との対決には注目が集まる。今季初ゴールに向けて「チームのために献身的に動いてプレーし続ければ、おのずと結果はついてくる。焦らずにまずはチームの勝利のために走って戦いたい」とハードワーク宣言する背番号9は、得点という形で同期対決を制し、チームに勝利をもたらす覚悟でピッチに立つ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【神戸】宮代大聖が古巣の川崎F戦で今季初弾へ「献身的にプレーし続ければ結果はついてくる」