カブス・クローアームストロング(2025年3月16日撮影)

<ドジャース2-4カブス>◇13日(日本時間14日)◇ドジャースタジアム

名前の頭文字を取り、「PCA」の愛称で親しまれるカブスのピート・クローアームストロング外野手(23)が、ドジャース戦で今季初アーチを含む1試合2本塁打を放ち、カード勝ち越しに大きく貢献した。

同点の7回1死、トライネンから決勝の2号ソロ。3回には、グラスノーから先制の今季1号ソロを放ち、東京シリーズで連敗を喫したドジャースに借りを返した。「彼らはMLBでベストチーム。初戦を落とした後に、残り2試合でしっかり勝ち越せたのは大きいね」と笑顔で話した。

躍動の裏側にあるのは、チームメートからのサポートだった。「仲間の助けが大きいよ。ダンスビー(スワンソン)とか、ずっと声をかけてくれてて、自分の気持ちを後押ししてくれる。いい仲間たちと一緒に戦えてることが、本当にありがたい」と感謝。カウンセル監督は「グラスノーやトライネンから本塁打を打つなんて、簡単なことではない。すごく質の高い投手を相手に、あれだけの攻撃ができたのは大きい」と称賛した。昨季はあと1歩でポストシーズン進出を逃したが、2位に2ゲーム差の首位と好スタートを切る。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 カブス「PCA」がドジャース戦で今季1号&決勝2号「簡単なことではない」監督称賛