2006年8月6日、坊っちゃんスタジアでの広島戦8回裏、阪神・金本知憲が満塁本塁打を放ち一塁を回る

猛虎軍団が6年ぶりに「坊っちゃんスタジアム」に帰ってくる。阪神は15日に松山中央公園野球場で、ヤクルト戦に臨む。

19年4月16日以来の同地には、さまざまな記憶が詰まっている。

03年5月24日(阪神3●5ヤクルト)は、同球場でのチーム初戦。新人の久保田が、当時球団最速の156キロを計測した。

06年8月5日(阪神11○7広島)では、1回の攻撃前に福原コーチが「滑りやすい」と申し入れ、本塁を除くベース3個が交換されたこともある。

同6日(阪神9○4広島)は、金本が8回に満塁本塁打。試合中に痛めた左膝をおしての一撃だった。

愛媛・松山は、野球を愛した明治を代表する文学者、正岡子規の出身地。自身の幼名「升(のぼる)」から「野球(のぼーる)」の雅号も使っていた。

阪神はここまで13試合を戦い、6勝6敗1分けで、首位広島に1・5ゲーム差の2位。久しぶりの「野球王国」松山で、躍動する姿を見せる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】虎が6年ぶり坊っちゃんに!新人久保田が156キロ計測、金本満塁弾など思い出たくさん