阪神対中日 2回表中日2死三塁、左翼手前川は岡林の打球を好捕する(撮影・上山淳一)

<阪神-中日>◇12日◇甲子園

阪神前川右京外野手(21)がピンチを救った。

0-1の2回2死三塁で岡林勇希外野手(23)の打球は左中間の真ん中へ。甲子園の阪神ファンからあきらめに似た悲鳴が上がったが、左翼前川は必死に打球を追い、最後はダイビングしてダイレクトキャッチ。えびぞりになりながら、ボールを離さなかった。

一気に試合の流れを持っていかれそうな場面でのビッグプレーだった。

岡林は同じ三重県出身。今年1月、同郷の先輩に依頼して、津市内での自主トレに初めて参加。ゴールデングラブ賞3度の外野守備を徹底的に教わっていた。これ以上ない「恩返し」だった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】前川右京が律儀な恩返し 守備教えてくれた岡林勇希の打球をスーパーキャッチ