「千葉ロッテマリーンズファーム本拠地(仮称)移転に関する基本協定書」締結式に出席した左から中村文明統括参事、石井宏子市長、高坂俊介球団社長、豊田耕太郎執行役員(撮影・星夏穂)

ロッテは10日、千葉・君津市役所で千葉県君津市と「千葉ロッテマリーンズファーム本拠地(仮称)移転に関する基本協定書」締結式を行った。

君津市からは石井宏子市長、中村文明統括参事が出席。ロッテからは高坂俊介球団社長、豊田耕太郎執行役員が出席した。

中村統括参事は実施場所を説明した。「JR君津駅より南に約1キロ程度、小糸川を渡った少し先になりまして、貞元という場所。面積は約14・8ヘクタールほどで、14万8000平米になります」と説明した。

整備内容についてはナイター照明付きの観客席付きの野球場、観客席のない野球場2面、屋内練習場、クラブハウス、寮、その他にブルペン、バッティングケージなど充実した施設になる予定。

2030年のシーズン開始時までに開業することを目標としており、運用期間は、使用開始から30年。期間に関しては、双方協議の上、変更が可能となっている。

ロッテは現在のさいたま市から移転するファーム本拠地の公募を24年2月16日から行い、同年3月末までに31自治体より応募があった。同年8月末までに各自治体からの提案を基に、意見交換会やプレゼンテーションを重ね、4自治体と協議を継続。その後、熟慮を重ねた結果、移転先候補を君津市と決定した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ロッテ】ファーム移転先の千葉・君津市で会見「君津駅の南に約1キロ」新球場は貞元に30年開業へ