江川卓氏(2019年2月撮影)

元巨人の江川卓氏(69)がYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」を更新し、メジャーを席巻している「トルピードバット(魚雷バット)」を分析した。

バットの先端が細く、魚雷やボウリングのピンのような形状で、使用したヤンキースの選手が本塁打を量産したことでブームに火が付いた。

江川氏は「芯であろうと思われるところをちょっと太くしている感じなので、バッターからすると芯を外して当たってもいいという安心感があると思うんです」と分析した。

メジャーは速球派や手元で変化するボールを投げる投手が多く、差し込まれて詰まった際もバットの芯に当たる感覚があると解説。「バッターにとって一番大事なことは安心で、一番良くないことは不安。バッターボックスに入って安心感のある中で打っている結果が、ヤンキースがホームランが多い結果になっている」と解説した。

その上で「そのバットが飛ぶかどうかはちょっと疑問。僕は普通のバットと同じだと思ってます。バッターが芯がちょっと大きいよと思い始めて打席に立っているので、気持ちよくやれているんじゃないかと思います」と語った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 江川卓氏、魚雷バットを分析「バッターからすると安心感がある…」本塁打量産の理由は