ナショナルズ対ドジャース 1回表ドジャース無死、右前打を放ち、ポーズををとる大谷(撮影・菅敏)

<ナショナルズ5-6ドジャース>◇9日(日本時間10日)◇ナショナルズパーク

ドジャースがナショナルズを逆転で下し、4連敗を阻止した。

1回は打者4人で4点を奪取。大谷翔平投手(30)が右前打を放つと、2番ムーキー・ベッツ内野手(32)が四球でチャンス拡大。続くトミー・エドマン内野手(28)の適時三塁打で、幸先よく2点を先制。さらに、テオスカー・ヘルナンデス外野手(32)の5号2ランで一挙4点を奪った。

だが、先発ランドン・ナック投手(27)が不安定な投球だった。4点の援護を受けた直後に2安打3四球で3点を失うと、3回にも四球と安打でピンチを招くと、ガルシアに同点適時打を許し降板。1死二、三塁からリリーフした2番手ジャック・ドライヤー投手(26)が、勝ち越しの犠飛を浴びた。

4連敗を阻止したい打線は、7回にアンディ・パヘス外野手(24)の2号ソロで同点。大谷が二塁への内野安打で出塁すると、今季3盗塁目の二盗に成功し、好機をひろげた。その後、2死一、三塁からT・ヘルナンデスが右前へ勝ち越し打を放ち、救援陣がリードを守り切った。

ドジャースは6日(同7日)フィリーズ戦から続いていた連敗を「3」でストップ。ナショナルズに3連敗を喫すると08年8月26~28日以来だったが、終盤の逆転劇で不名誉な記録は阻止した。

大谷は2試合ぶりのマルチ安打で、自己最長の14試合連続出塁を記録した。

次戦は11日(同12日)、本拠地ドジャースタジアムへ戻り、カブスと対戦する。山本由伸投手(26)が同日に先発し、翌12日(同13日)は佐々木朗希投手(23)が先発する予定。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ドジャース意地の逆転劇で4連敗阻止 大谷翔平はマルチ安打&二盗で自己最長の14試合連続出塁