阪神対ヤクルト 6回表ヤクルト1死二、三塁、赤羽の一ゴロで本塁へ悪送球する大山(撮影・藤尾明華)

<阪神-ヤクルト>◇9日◇甲子園

阪神がまさかの形で勝ち越し点を許した。

3-0の6回。ジェレミー・ビーズリー投手(29)が2走者を残してルーキー工藤泰成投手(23)に交代。工藤は制球が定まらず2つの暴投で2点を失った。さらに2人の走者を残して及川雅貴投手(23)が救援した。

好調の左腕は適時打で同点とされ、さらに1死二、三塁から強い一塁ゴロ。一塁の大山悠輔内野手(30)が好捕し、難しい体勢から本塁に送球。これが大きくそれて、2者を生還させてしまった。

甲子園のファンの悲鳴とともに、ヤクルトのスコアボードには無情の「5」がともされた。

阪神は今季ホーム5試合のうち、6回に失点したのが4度目。またしても「魔の6回」となってしまった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】魔さか…名手・大山悠輔が好捕からの悪送球で2点献上 3点差一気に逆転される