阪神対ヤクルト 7回裏阪神1死一、二塁、代打原口の三ゴロ併殺で、藤川監督がリクエストを要求するも認められず(撮影・藤尾明華)

<阪神-ヤクルト>◇8日◇甲子園

膠着(こうちゃく)状態が続く中、阪神が惜しいチャンスを逃した。

0-0の7回1死一、二塁。梅野隆太郎捕手(33)に代わって代打の切り札・原口文仁内野手(33)がコールされた。原口は遊撃前にゴロ。完全な併殺コースだったが、懸命に走って、一塁は微妙なタイミングになった。

阪神側からリクエストがあると予想してか、グラウンド上の選手はすぐにはベンチに下がらなかった。

その通り、藤川球児監督(44)はベンチの前に出てリクエストのジェスチャーをしたが、球審はこれを受け付けなかった。リクエストのタイミングがやや遅れたためとみられる。規則では「速やかに」と記されているが、その定義はあいまいとなっている。

その後、藤川監督が球審に確認するようなシーンもあった。そのまま、併殺が成立してチェンジとなった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】リクエストのタイミング遅れて?認められず「速やかに」の定義はあいまい