【楽天】宗山塁、開幕7戦で4度目マルチ「一番得点の可能性高い」打球で2位浮上貢献
<ロッテ0-5楽天>◇6日◇ZOZOマリン
楽天ドラフト1位の宗山塁内野手(22)が、開幕から7試合で4度目のマルチ安打を決めた。「1番遊撃」で出場。2点リードの4回1死二塁、ロッテ・ボスの6球目、内角低めカットボールをはじき返す右前適時打で貴重な追加点をもたらした。二塁走者の武藤から試合前に言われていた「返すならライト前で返せ」の言葉を現実にした。
「ランナーからして引っ張り方向のゴロが一番判断しやすいですし、(二走)武藤さんの足もあるので。その打球が一番得点の可能性は高いっていうのはもちろん頭で分かってましたし、武藤さんも返すならそこに打ってくれって言うんで。まあ結果的にそっちに打ったんで良かったかなと思います」
6回1死一塁ではフォークを捉えて右前へ。プロ10安打目で一、三塁とチャンスメークすると、続く小深田のスクイズを呼び込んだ。
前日5日ロッテ戦で開幕からの連続試合安打が5で止まったが、引きずらなかった。「まあ自然にですし、一番は体のコンディションを整えてというか、一番動かせる状態で入っていくのが一番なので、結果っていうよりかはそれまでの準備を大切にするっていうのを変えずにというか、そういう意識でいきました」。5打数2安打1打点でチームの2位浮上に貢献した。