日本対コロンビア 前半、パスを出す長谷川(撮影・藤尾明華)

<女子国際親善試合:日本1-1コロンビア>◇6日◇ヨドコウ

女子日本代表「なでしこジャパン」(FIFA女子ランキング5位)がコロンビア女子(同21位)と引き分けた。

終了間際にDF高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)が決めたPKでの1ゴールに終わった試合を振り返り、MF長谷川唯(28=マンチェスター・シティー)は「味方を見て判断を変える選手がいなかったり、細かいところができていなかった分、チャンスがうまく作れなかった」と話した。

前半10分に自身の右足アウトサイドでパスで決定機の起点になり、同29分にはMF籾木結花(28=レスター・シティー)のPKを誘うラストパスを通した。それでも全体の守備が機能しきらなかったことで、スムーズな攻撃につながらなかったと反省点を口にした。「相手がGKを使ってゆっくり回してくる中で、はっきり1人がプレスに行けていなかった。行こうという気持ちはあったけど、2度追いするには距離が遠かったり、なかなかはまりきらなかった」。新生なでしこが目指す世界一に向け、攻守両面での改善に意識を向けた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【なでしこ】長谷川唯、苦戦に「細かいところができていなかった」守備面での課題も口に