【阪神】佐藤輝明、好調の土台にある守備力の向上 今季失策ゼロ、試合前に続けるルーティンとは
日刊スポーツ 2025年04月06日 07:00:08
<巨人3-4阪神>◇5日◇東京ドーム
守備の安定感が、打撃にも好影響を及ぼしている。試合前練習で、阪神佐藤輝明内野手(26)はひとつのルーティンを続けている。
田中内野守備走塁コーチが投げる緩いショートバウンド捕球を繰り返し、球際のハンドリングを磨いている。
開幕前に戦ったドジャースのベッツら、超一流大リーガーも行っていた基礎練習。実は、佐藤輝も沖縄・宜野座キャンプから実践していた。田中コーチは「『彼らもやっているんだな』というのがあったんじゃないかな。今やっているのは輝が『やりましょう』と自分から言ってきた」と明かした。さらに前向きに、守備向上に取り組んできた。
昨季は両リーグ最多23失策も、今季はまだ0失策で好守が目立つ。この日も、7回にはヘルナンデスの鋭いゴロを逆シングルで捕球。正確に一塁へ送球していた。地道に向上させる守備力が、打撃好調の土台にある。【阪神担当=波部俊之介】
情報提供元: 日刊スポーツ