フィリーズ対ドジャース 3回表ドジャース2死、中飛に倒れる大谷(撮影・菅敏)

<フィリーズ3-2ドジャース>◇4日(日本時間5日)◇シチズンズバンクパーク

ドジャースがフィリーズに敗れ、開幕からの連勝が「8」で止まった。

先発の山本由伸投手(26)が思わぬ形で失点した。1回1死二塁から二走ターナーが投球前にスタート。山本はプレートを外し三塁へ送球したが、これが悪送球となり先制を許した。6回1失点の好投も、自らのミスが響く形となった。

自慢の打線はフィリーズ先発ルザルドの前に6回まで三塁を踏めず。7回2死一、三塁の好機でキケ・ヘルナンデス内野手(33)が空振り三振に仕留められると、7回に2番手カービー・イェイツ投手(38)が2失点で突き放された。

8回には2死一塁から大谷翔平投手(30)が、右前打で一、三塁と好機を広げたが、ムーキー・ベッツ内野手(32)の打席で大谷が二盗を失敗。好機がついえた。

ドジャースは開幕から続いた8連勝がストップ。昨季レギュラーシーズンで、1勝5敗と大苦戦したフィリーズに屈した。70年ぶりの開幕8連勝も、球団史上最長の同10連勝(55年)には及ばなかった。

大谷翔平投手(30)は左飛、中飛、空振り三振、右前打。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ドジャース、開幕8連勝がストップ 山本由伸悪送球のミス、昨季1勝5敗のフィリーズに完敗