2014年サッカーW杯ブラジル大会 ドイツのフンメルス(撮影・PIKO)

元ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(36)が4日、ローマとの契約が切れる今季限りで現役引退すると自身のSNSで発表した。

ドイツ代表として2010年から23年までプレーし、78試合5得点を記録。14年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会では優勝も果たした。

フンメルスは「今は自分の感情と闘っている。どんなサッカー選手にも避けられない時が来ている。18年間の(プロ)サッカー人生は私に多くのものを与えてくれた、この夏で私のキャリアは終了する」とコメントした。

クラブシーンでは、ドイツを代表する名門のバイエルン・ミュンヘン、ドルトムントで活躍。ドルトムント時代には元日本代表MF香川真司とともにプレーし、親交も深かった。

現ドイツ代表のナーゲルスマン監督はフンメルスに対して「国際基準の“ベンチマーク(基準)”であり、世代を代表するディフェンダーのお手本となる選手だ」と敬意を表している。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 14年W杯優勝元ドイツ代表フンメルスが今季限りの引退「避けられない時が」香川真司の元同僚