阪神対DeNA 阪神先発のデュプランティエ(撮影・上田博志)

いいやん、デュプ!来日初先発の阪神ジョン・デュプランティエ投手(30)が好投した。自己最速タイの来日最速157キロ直球にカーブ、スライダーなどの変化球で日本一打線から8奪三振と翻弄(ほんろう)。6回82球3安打1失点で試合を作った。

「ファンのくれるエネルギーを感じ、楽しかった。もっと長いイニングを投げたかったが、今日は栄枝のリードや、守りに助けられて、良い投球ができた。次は今日以上にストライク先行の投球をして、勝利に貢献したい」。阪神では22年ウィルカーソン以来、助っ人11人目の初登板初勝利は逃したが、十分インパクトを残した。

最愛の両親も球場に駆けつけていた。3月に来日し、本来は開幕前に帰国する予定だった父ジョンさん、母デブラさんもスタンドから応援した。「両親がいるときはやっぱり心強い。そういう時は最高のピッチングができます」。両親に初勝利は届けられなかったが、孝行息子は初登板での快投に胸を張った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】初先発デュプランティエが6回1失点8奪三振の好投「次はストライク先行投球で勝利へ」