ヤクルト対広島 広島に完封勝利しガッツポーズするヤクルト小川(撮影・河田真司)

<ヤクルト3-0広島>◇3日◇神宮

ヤクルト小川泰弘投手(34)が自身3年ぶり2度目のマダックス(100球未満の完投勝利)を決めた。

広島打線を9回2安打無四球の92球でシャットアウト。三塁すら踏ませなかった。22年5月3日阪神戦以来、1066日ぶり完封どころか、21年5月15日中日戦以来の1419日ぶりのマダックスを成し遂げた。

昨季は2勝だった右腕は「とにかく流れを引き込みたいと思っていた。諦めない、負けない。強い気持ちで何とかチームに勢いを持ってこられるようにと思ってマウンドに上がった。これからも油断なく1戦1戦頑張っていきたい」とお立ち台で大歓声を浴びた。

▼小川が92球で完封勝利。小川の完封は22年5月3日阪神戦以来3年ぶり11度目で、100球未満での完封勝ちは21年5月15日中日戦(99球)以来自身2度目。100球未満の完封を複数回記録したのは昨季2度達成の伊藤(日本ハム)がいるが、ヤクルトでは79年6月16日阪神戦(94球)と80年5月24日中日戦(88球)でマークした鈴木康以来45年ぶり。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ヤクルト】昨季2勝小川泰弘が3年ぶり2度目マダックス「これからも油断なく1戦1戦頑張る」