阪神対DeNA レジェンド始球式に臨む、左から今岡真訪、下柳剛、川藤幸三、能見篤史。矢野燿大、掛布雅之。桧山進次郎の各氏(撮影・宮崎幸一)

<阪神-DeNA>◇1日◇京セラドーム大阪

球団創設90周年の阪神がホーム開幕戦でOBの8人による「メモリアルファーストピッチ」を実施した。

掛布雅之OB会長(69)は初の日本一に輝いた85年当時のタテジマ帽子をかぶって参加。「すごく懐かしい。緊張しました」と笑ったあと、報道陣に対して熱い口調で語り始めた。レジェンドOBである江夏豊氏(76)についてだった。

江夏氏は昨年7月、巨人とのOB戦で東京ドームに来場した際は車椅子だった。昨年の甲子園100周年、今年の球団創立90年と大きな節目が続き、球団OBたちの登場機会が増える中、江夏氏が来場する予定は入っていない。

「ちょっと体調を崩されているんですが、江夏さんをどうしても甲子園に呼びたい。粟井社長にも話をしたんだけどね。田淵さん、江夏さんは黄金バッテリーで、時代を作ってきた伝説の方ですから。僕は田淵さん、江夏さんの現役時代に入団して、かわいがってもらいました。自分がこういう立場になりましたので、ぜひ来てほしい。田淵さんとは今度(イベントを)やるんですよ。でも江夏さんは予定に入っていないので、ぜひぜひ、甲子園のマウンドに上がっていただきたいなと思っています」

阪神球団は節目に合わせて、先人をリスペクトする企画を次々と打ち出している。掛布氏はOB会長として、強くその姿勢を後押ししている。

「そういう方たちがいないと今のタイガースはない。米国の野球はそういう歴史を大切にするでしょう。タイガースも変わっていかないといけない。昔、いろいろあった時代とは全く違いますので。これから本当に新しい歴史と伝統の1ページを開いていくんじゃないですか。藤川監督のもと。藤村(富美男)さんから始まる、もっと前からですが、90年前にスタートした方たちがいないと、今がないわけなので。それは絶対に忘れてはいけない」と口調を強めていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】掛布OB会長が江夏豊氏の来場を熱望「体調崩されているがぜひ甲子園に。伝説だから」