巨人対ヤクルト 5回表を終え、甲斐(左)と言葉を交わす阿部監督(撮影・河田真司)

<巨人3-0ヤクルト>◇30日◇東京ドーム

巨人が20年以来、5年ぶりに開幕3連勝を達成した。阿部慎之助監督(46)は「いや本当にできすぎかなと思います」と淡々と振り返った。

DeNAを昨季限りで戦力外となり、今季から新加入した石川がプロ初勝利。5回89球3安打無失点と試合をつくった。打っては2回2死満塁から、左前への適時打をマーク。プロ初安打&プロ初打点で自身を援護した。阿部監督は「球数は要しましたけど、何とか粘ってあそこまでいってくれました」と評価した。

8回は大勢、9回のマルティネスという新たな方程式で試合を締めた。阿部監督は「やっぱり安心感はありますし、相手にもいいプレッシャーは与えられているかなと思います」と今後に期待した。

開幕戦は延長10回にサヨナラ勝ちし、前日29日は13安打12得点で大勝。そして、この試合は継投もはまり、2試合連続の完封勝利。阿部監督は「素晴らしい3連戦になりましたし、こういうゲームを1つでも多くと、先ほど言いましたけど、出来過ぎなので。なかなか長いシーズンたくさん試合あるので、こんなうまくいくことはないので、締め直していきたいと思います」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】阿部監督、5年ぶりの開幕3連勝に「いや本当に出来すぎかな」「締め直していきたい」