DeNA対中日 中日に勝利し、タッチを交わす牧(右)らDeNAナイン(撮影・鈴木みどり)

<DeNA2-1中日>◇30日◇横浜

DeNAが本塁打2本の2点を投手陣がつないで守り切り、開幕カードで勝ち越しを収めた。

4回先頭、完全投球に封じられていた中日メヒアから梶原がバックスクリーンへ今季のチーム1号となる先制ソロ。前日29日は完封負けを喫しており、チームにとって15イニングぶりの得点をもたらした。5回先頭では20歳で今季初スタメンの松尾が左翼へ豪快にプロ初アーチ。1発攻勢でリードを得た。

2点のリードを投手陣が守り切った。先発の平良が5回無失点と粘投。2番手の石田裕はテンポ良く6回、7回を3者凡退に封じた。

ピンチを背負ったのは8回。3イニング目となった石田裕が四球と安打でピンチを招き、1死一、二塁から上林に適時二塁打を浴びた。

1点差で1死二、三塁の大ピンチを伊勢が救った。4番石川昂を空振り三振、板山を左飛に仕留めてガッツポーズ。昨オフに先発転向を直訴し、2週間前まで先発調整を行っていた右腕が、火消しに成功した。

1点差の9回は入江がマウンドへ。150キロ超の真っすぐで押して無失点。プロ初セーブで試合を締めくくった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】梶原1号、松尾プロ初弾の2点を守り切り開幕カード勝ち越し 入江プロ初セーブ