西武対日本ハム 1回裏西武無死一塁、右前打を放つ西川(撮影・横山健太)

<西武-日本ハム>◇30日◇ベルーナドーム

開幕連敗の西武に、初回の攻撃からいきなり“魔曲”が鳴り響いた。

初回、1番長谷川が日本ハム・バーヘイゲンから左前打を放つと、2番西川も右前打で無死一、三塁。すると西武ファンが陣取る左翼席から、いきなり「チャンステーマ4」のファンファーレが始まった。試合開始から13分後のことだった。

男声パートと女声パートに分かれた名曲で、普段は試合中盤以降のチャンスに演奏されるケースが多い。育成選手の是沢涼輔捕手(24)も法大時代の自主練習中にBGMで流し、テンションを上げたことがあるという“魔曲”だ。

西武はここまで開幕2連敗で、特に試合序盤の攻撃は前GMの渡辺久信氏(59=日刊スポーツ客員評論家)も「しょっぱい」と一刀両断したほど。西武ファンたちはここぞとばかりに試合開始早々に飛ばし、その声量は日刊スポーツ記者所有の音量アプリで最大99・7デシベルを記録した。

初回に先制されたが、魔曲に押された3番ネビンの犠飛でまずは追いついた。【金子真仁】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】応援団が試合開始13分後にいきなり魔曲「チャンステーマ4」初回から鳴り響くのは異例