フィラデルフィア戦でファンにあいさつするインテル・マイアミのリオネル・メッシ(2025年3月29日、AP)

<MLS:マイアミ2-1フィラデルフィア>◇29日(日本時間30日)◇フロリダ

インテル・マイアミのアルゼンチン代表FWメッシ(37)が、復帰から2分後にゴールを決めた。フィラデルフィア戦に1-0の後半10分から出場。同12分にFWスアレスからパスを受けると、相手DFを1人かわして右足で蹴り込んだ。チームは終盤に失点したが、2-1で勝ち、東地区首位に浮上した。

元アルゼンチン代表で、現役時代にメッシとバルセロナ(スペイン)でプレーしたハビエル・マルケラーノ監督(40)は「メッシは史上最高の選手。彼のような選手は2度と現れないと思う。20年間トップの座に君臨し、ゴールを決め続ける。彼は完璧な選手」と、あらためてエースをたたえた。

メッシは内転筋の軽傷でアルゼンチン代表のFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会南米予選を欠場。今予選でチーム最多6得点のエースを欠きながら、前回カタール大会の王者はブラジル代表に4-1で快勝し、南米一番乗りでW杯の切符を手にした。

メッシは来年6月に開幕するW杯に出場すれば史上最多6度目。1987年6月24日生まれで、本大会期間中に39歳となる。通算26試合出場は歴代最多。通算13得点は4位タイで、FWクローゼ(ドイツ)の最多16得点にあと3点と迫っている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 メッシ 復帰2分でゴール、インテル・マイアミが首位浮上 代表の南米予選はけがで欠場