平田勝男2軍監督(2024年10月23日撮影)

<ウエスタンリーグ:阪神4-2くふうハヤテ>◇29日◇SGL

前日28日に続いて延長タイブレークに突入した阪神2軍が、サヨナラ勝ちを収めた。1-2で迎えた延長10回裏、1点を追いつき、なおも走者を1人置いて井上広大外野手(23)がバックスクリーンにぶち当てるサヨナラ2ランを放った。平田勝男2軍監督(65)の一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

-井上は言うことなし

「いや、もう今日に限っては(井上)広大を褒めなあかんわ。めったにね、広大とかには、こんなん打って当たり前やって言ってるけど。ホームランは3本目か。その中では一番値打ちのあるホームランやな。やっぱり勝負強さっていうかね。ここで1発というところで打ってくれるのが、1軍のレギュラーを目指す選手たちの大事なところなんでね。だから今日に限っては、ナイスホームランよ」

-佐野はずっと好調

「タイムリー打ったけどね。佐野とジーン(アルナエス)は本当にしぶとくやってくれている。まだまだ佐野は力をつけないといけない選手だけどな。豊田もしぶとくね。やっと調子上がってきたよ」

-大竹は3回を投げた

「落ち着いてね。この前は2点取られたけど、今日はもう直球もコントロールも、もう変化球の切れもだいぶ上がってきているんじゃない? (西)勇輝に関しても言うことないわな」

-投手も打席に立たせて。

「そうそう。今日1軍どうなった? 3-2か。やっぱり(1軍に)準備させる選手や、力をつけていく選手や、いろいろなレベルの選手たちがいるんでね。それはしっかりと、いつ呼ばれてもいいようにしなきゃいけない選手、若い選手。しっかりやらせるしかないよ」

(自ら)

「あんな見事なバックスクリーン。打った瞬間やんか。怖いよ、1発のあるバッターっちゅうのは」

-井上のホームランの直後に1軍では森下がホームラン

「え、そうなの。それはやっぱり、広大にしても期するものもあるしな。1軍が開幕して、なにくそと思っているだろうし、その気持ちがこもったホームランじゃない?」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】平田2軍監督が珍しく褒めた「なにくそと気持ちこもっていた」井上広大サヨナラ弾/一問一答