テオスカー・ヘルナンデス、劇的逆転3ラン 昨季サイ・ヤング左腕からアーチに大谷らと喜び爆発
<ドジャース-タイガース>◇27日(日本時間28日)◇ドジャースタジアム
ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)が、値千金の逆転3ランを放った。
「3番右翼」でスタメン出場。1-2の5回2死一、二塁で、昨季サイ・ヤング賞左腕のタリク・スクバル投手(28)の初球96・6マイル(約155キロ)の直球を捉え、中堅フェンスを越える逆転3ランとした。
二走の大谷翔平投手(30)、一走ムーキー・ベッツ内野手(32)と喜びを爆発させながらベンチへ向かうと、ミゲル・ロハス内野手(35)から「ヒマワリの種シャワー」を浴びた。
T・ヘルナンデスは昨季からドジャースでプレー。大谷翔平投手(30)、ムーキー・ベッツ外野手(32)、フレディ・フリーマン内野手(35)の「MVPトリオ」が並んだ後の4番に座った。打率2割7分2厘、自己最多33本塁打、99打点、OPS.840を記録し、7月には自身2度目のオールスターに選出された。
オフはFAとなり、去就が不透明な状況が続いていたが、ドジャースと3年総額6600万ドル(約99億円)で再契約。会見では「戻ってきたいという気持ちははっきりしていたし、ドジャースで復帰するために全力を尽くすつもりだった」と話していた。