エンゼルス電撃解雇のモニアクがロッキーズと合意 オフに年俸調停で勝利も
前日にエンゼルスから電撃解雇されたミッキー・モニアク外野手(26)が、ロッキーズと1年125万ドル(約1億8800万円)で合意したと26日(日本時間27日)、MLB公式サイトが伝えた。
モニアクは16年にドラフト全体1位指名を受けてフィリーズに入団し、20年にデビュー。22年8月にノア・シンダーガード投手とのトレードでエンゼルスに移籍し、23年には自己最多14本塁打を記録した。しかし昨季は124試合で打率2割1分9厘、14本塁打、49打点、OPS.646と苦戦。今オープン戦も21試合で打率1割9分2厘、2本塁打、9打点OPS.606と低調だった。
モニアクはロッキーズとの契約が報じられる前、自身のインスタグラムで「チームメートへ。大好きだよ。ファンへ。大好きだよ。南カリフォルニアで夢をかなえるのは楽しかった。次のステップへ進むよ」とメッセージをつづっていた。
モニアクは今オフに年俸調停の権利を初めて取得し、調停で球団側に勝利して年俸200万ドル(約3億円)となったが、開幕直前の解雇となったため、規定により45日間の給与に相当する48万4000ドル(約7260万円)がエンゼルスから支払われる。