中島宏之が自身のインスタグラムを更新し、現役引退をファンに報告「バットを置きます」
西武、アスレチックス、オリックス、巨人、中日でプレーした中島宏之内野手(42)が27日、自身のインスタグラムを更新し、現役を引退することを報告した。現役時代に使用したバットの写真とともに、思いを寄せた。
「バットを置きます 野球人生を通じて、素晴らしい監督やコーチ、チームメートに出会えたことを幸せに思います。一緒に素晴らしい時間を過ごした皆さんに心から感謝します!24年間、たくさんの応援をありがとう」
中島は、昨年10月に中日から戦力外通告を受けたが、現役続行を目指し、ジムなどで自主トレを継続。1月もDeNA伊藤、阪神楠本と合同自主トレし、NPB12球団からのオファーを待ったが、26日までに届かず、新たな道に進むことを決めた。
00年ドラフト5位で西武に入団。4年目から遊撃の不動のレギュラーで活躍した。大リーグのアスレチックスを経て、オリックス、巨人、中日と渡り歩き、NPB通算1928安打をマークした。日本代表でもプレーし、08年には北京五輪出場、09年の第2回WBCでは世界一に貢献した希代のバットマンが、静かにバットを置いた。