浦和実対聖光学院 タイブレーク10回表浦和実無死満塁、橋口は中前適時打を放ちガッツポーズする(撮影・上山淳一)

<センバツ高校野球:浦和実12-4聖光学院>◇26日◇準々決勝

初出場・浦和実(埼玉)の快進撃が止まらない。東北王者の聖光学院(福島)をタイブレークで倒し初の4強入りを決めた。これで4強が出そろった。

4-4でタイブレークへ。10回表、送りバントが内野安打となり無死満塁。7番橋口拓真内野手(3年)の中前適時打でまず1点を勝ち越し。8番深谷知希内野手(3年)が走者一掃の3点適時二塁打を放ち8-4。さらに4点を加え計8点を勝ち越し12-4とした。

先発の左腕・駒木根琉空(3年)が6回を4失点。同点の7回からは1回戦から14イニング無失点の変則左腕・石戸颯汰(3年)が登板。7、8、9回を無失点。無死一、二塁からの10回も無失点に抑えた。無失点イニングを18に伸ばした。

浦和実は準決勝で智弁和歌山と対戦する。

聖光学院は6回に細谷丈内野手(3年)が起死回生の同点3ラン。しかし石戸を捉えきれずタイブレークで力尽きた。福島県勢初のセンバツ4強入りはならなかった。

明後日28日の準決勝組み合わせは以下の通り。

第1試合:健大高崎(群馬)-横浜(神奈川)

第2試合:智弁和歌山-浦和実(埼玉)

※第1試合は11時開始予定

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【センバツ】4強出揃う 初出場の浦和実がタイブレークで聖光学院破る 延長10回に大量8得点