ブラジル戦で先制点を決めたアルゼンチン代表のフリアン・アルバレス(2025年3月25日、ロイター)

<W杯南米予選:アルゼンチン4-1ブラジル>◇25日(日本時間26日)◇第14節◇ブエノスアイレス

前回王者アルゼンチンが、ホームでブラジルに4-1と快勝した。

この試合前に7位ボリビアが引き分けたことにより14大会連続19度目のワールドカップ(W杯)出場を南米一番乗りで決めたアルゼンチンは、ライバルを完膚なきまでにたたきのめした。

前半4分、ゴール前でスルーパスを受けたFWフリアン・アルバレスがDF2人に挟まれながら巧みなヒールリフトの足技でかわし、前に出たボールを右足で流し込んだ。

前半12分にMFエンソ・フェルナンデスが加点。ブラジルFWマテウス・クーニャにミドルシュートを決められ1点差とされたが、前半37分にはMFマクアリスターが右後方からのボールをボレーでたたき込む鮮やかな一撃で3点目を奪った。

後半26分には左からのクロスボールが右に流れたところ、途中出場したMFジュリアーノ・シメオネが右サイドの角度のない位置から右足でゴールに蹴り込み、貴重な4点目を奪った。

敵意をむき出しにする両チームは、激しい球際の応酬から小競り合いを起こした。宿敵を下したアルゼンチンは、14試合を終えて10勝1分け3敗で首位を独走。一方のブラジルは6勝3分け5敗となり、得失点差でウルグアイに抜かれて4位に後退した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【W杯南米予選】アルゼンチン、ブラジル4-1粉砕!Jアルバレス妙技ヒールリフトから先制点