ウエスタン・リーグのオリックス戦で力投する阪神才木(撮影・前田充)

<ウエスタン・リーグ:オリックス1-0阪神>◇25日◇京セラドーム大阪

阪神の平田勝男2軍監督(65)が、出場した1軍選手らの躍動に目を細めた。

先発は4月1日DeNA戦(京セラドーム大阪)に登板予定の才木浩人投手(26)。6回途中1失点で、開幕前最後の登板を終えた。また、野手では原口や小野寺らも出場し、それぞれがキッチリ安打をマーク。 平田2軍監督は「中堅クラスの原口だってこうやって来て、開幕に向けてしっかりと(やっている)。多分、志願で来ていると思うしね。こういうところの姿勢っていうのは、やっぱりさすがだよ」となどと、たたえていた。

平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

-才木投手が好投

1点取られているけど、ライトフライで何も気にするあれじゃなくて。いい調整ができたと思いますよ。京セラで投げるんでしょ? 彼。投げるかどうか知らんけど、京セラでも投げられて、非常にいい調整ができたと思います。まあね、5回でやめとけって言ってたんだけど、もう2人行かせてくださいっちゅうことだったんで。80球近くまで行ったんだけどね。いい調整ができたと思います。

-球数の関係で途中交代に

そうそう。

-木下投手も6回無死一、二塁から無失点

木下も素晴らしいんじゃない。まだまだモチベーション的にもね、十分こう、充実しているし。球威といい、コントロールといい、三振を取れるところでは取ってくれているし。非常にいい内容だったと思うよ。ピンチでね。

-伊原投手も良かった

伊原も。だから、そういうピッチャーに関しては言うことないんじゃないですか。

-小野寺選手も2安打

暖がね、今までで1番いい。原口もね、1本出て、守備もレフトで守れたし。この2人。ヘルナンデスが今日、ちょっと内容的に結果は出なかったけど、こうやって打席に立つことによって、体のキレもできてくると思うし。ゲーム勘もね、もうちょっと。明日もヘルナンデスは来るんでね。

-ルーキーたちがすごい活躍してくれるのは、チームとしても

すごく刺激になるし、やっぱりルーキーも何ももう関係ないからね。1年目も10年目も。でね、中堅クラスの原口だってこうやって来て、開幕に向けてしっかりと(やっている)。多分、志願で来ていると思うしね。こういうところの姿勢っていうのは、やっぱりさすがだよ。

-才木投手も含め、新人選手らの手本になる

そりゃそうだよ。才木なんて、1点取られて「すいません」なんて言うんだよ。そんなお前、ライトのエラーみたいなもんだけど。(右翼の)福島も、あれは捕れる打球だけど。全然そういうところの謙虚さというのは、もうね。さすがだよ。才木とかは。さすがっちゅうか、大したもんだよ。そういうことです。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】平田2軍監督「やっぱりさすが」先発才木浩人、原口文仁ら1軍選手が躍動/一問一答