背番号54のユニホーム姿でキャッチボールする西武黒木(撮影・足立雅史)

25日に支配下入りした西武黒木優太投手(30)は、メジャーリーガーの金言を胸にシーズンに挑む。背番号はオリックス時代につけていた「54」に決定。「こちらがなんにも言わなくても54番を用意してもらったので、本当にうれしかった」と笑顔で話した。

昨年オフに日本ハムを戦力外となり育成で西武へ入団。キャンプは1軍スタートで、オープン戦では中継ぎで計5回を1安打無失点、無四球とアピールした。

「シーズンに入ってからが大事」と気を引き締める右腕は「0に抑える過程をもっと突き詰めたい」と、親交深いオリックス時代の同僚ドジャース山本から勧められたツーシームを一層磨く。温めていた球種だが、今季から投球の幅を広げるために復活。「野球選手として尊敬していますし、山本君のお告げとして刻みます」と腕を振り、1軍定着を目指す。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】支配下入り黒木優太「お告げとして刻みます」元同僚・山本由伸推奨のツーシーム磨く