練習を終え取材に応じる巨人阿部監督(撮影・横山健太)

巨人阿部慎之助監督(46)が、右脚の負傷で長期離脱となった丸の代役候補を挙げた。基本スタンスとしては1番を任せる方針で「くじ引きってわけにはいかないから」とし「若林だったりオコエだったり、(中山)礼都かもしれないし。若林かオコエが入るんだったら足も使える。そこ(打順は)は変えないでいこうかなと思っている」と話した。

開幕戦に限らず、日々状態を見極めていく。「そりや打ってくれればいいでしょ」と判断材料の最優先事項は攻撃力。守備の面ではオコエを起用する場合はヘルナンデスを左翼に動かすプランもある。同時に三塁はベテラン坂本と中山で定位置を争う。実績、経験はチームにとってかけがえのないものの1つではある。一方で、若さはチームの未来に必要不可欠。ここでも指揮官の最善を見極める。

25日は東京ドームで全体練習を行った。萩尾が2軍から合流。イースタン・リーグのオイシックス戦に出場しているキャベッジを除く、泉口、秋広、浅野、増田陸については「登録は明日の15時。今日次第もそうだし、明日の1、2打席目の内容を見て。まだ分からないよとは言ってある」と、開幕1軍メンバーは最後の最後まで熟考する。【為田聡史】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】阿部監督、丸の代役候補は「若林だったりオコエだったり」判断の最優先事項は攻撃力