広島対ソフトバンク 広島先発の森(撮影・加藤孝規)

<オープン戦:広島1-3ソフトバンク>◇23日◇マツダスタジアム

広島の4年目森翔平投手(27)が開幕ローテ入りを決めた。ソフトバンクの中軸から3者連続三振を奪うなど、5回まで7奪三振。

5回にオープン戦初失点を喫して5回2失点も、オープン戦防御率1・00と結果で先発枠を勝ち取った。「本当に覚悟を持って1試合1試合投げたい」。1週間後の3月30日、阪神との開幕3戦目の先発が決定的となった。

昨季パ王者相手に140キロ後半の直球で押し、変化球でタイミングを外した。4回は柳田をスライダーで空振り三振に切り、続く山川、正木はいずれもチェンジアップで空を切らせた。「勝負できる球が増えた。落ち球が少し浮いたところがあったので、そこをしっかりできるようにやっていきたい」。球数が80球を超えた5回2死から3連打を浴びて2失点も、好投が続いていただけに、最終登板で課題が見つかったことも収穫と言える。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】4年目左腕森翔平が初の開幕ローテつかんだ!「覚悟を持って投げたい」30日阪神戦先発へ