【巨人】先発の石川達也5回途中2失点「経験できたのは大きい」30日ヤクルト戦へ「責任感を」
<オープン戦:巨人-ロッテ>◇23日◇東京ドーム
巨人石川達也投手(26)が先発し、5回途中7安打2失点で降板した。
初回に先頭の高部から3連打を浴びて先制を許し、2月の練習試合から含め実戦6試合目にして初失点を喫した。2回以降は変化球主体の投球で立て直し「初回3連打たれた後、1点で粘れたことも良かった」と振り返った
しかし、5回に1死から連打を浴びて一、三塁のピンチを招くと、暴投で2点目を失った。ソトに四球を出したところで降板。無念のイニング途中での交代となったが、9日の阪神との2軍戦(Gタウン)以来となる先発で92球を投げ抜き「投げたことない球数だったので疲労はきてますけど、開幕1週間前にこういう経験ができたのは大きい」と話した。
石川は昨季、DeNAを戦力外となり、巨人に加入した。キャンプから猛アピールを続け、16日のカブスとのプレシーズンゲーム(東京ドーム)でも3回4奪三振無失点と好投。先発が有力視される開幕3戦目となる30日ヤクルト戦(東京ドーム)に向けて「開幕ローテに指名してもらって、チームで何十人もピッチャーいる中の6人に選んでいただいたので、そこはしっかり責任感を持たないといけないですし。対ヤクルトでどういう打線で来るか分からないですけど、今日みたいに粘り強く、次はしっかり5回投げきってリリーバーに渡せれば」と意気込んだ。