西武対DeNA 6回裏西武無死、野村大は左前打を放つ(撮影・滝沢徹郎)

<DeNA5-2西武>◇22日◇ベルーナドーム

オープン戦大詰めになって、西武の開幕ベンチ争いが激しくなってきた。

途中出場した野村大樹内野手(24)はDeNA戦で見事な安打を放った。6回の打席。代わったばかりのDeNA若松にファウル2つとボール球3つ。「まっすぐ強かったんで、低めしか飛ばないなと思って。低め来たらしっかり飛ばしに行こうと」。

その低めに張り、フルカウントからの低め直球を下半身で粘りながら強振。ショートの頭を越し、左翼席の西武ファンをわかせた。

試合前は三塁でノックを受けた。一塁も二塁もできる。キャッチャーミットも持っている。西口文也監督(52)は「打つ方に関してはね、本当にいい内容をキープしてると思います」とその打力を認める。

同じタイミングで1軍合流となった元山飛優内野手(26)も遊撃でスタメン出場し、制球が荒れる相手投手の直球に絞って完璧な右翼席への本塁打を放った。

アピール合戦は23日のDeNA戦(ベルーナドーム)でひとまず終了。開幕メンバーが固まっていく。【金子真仁】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】野村大樹「低めしっかり」フルカウントから強振→左前打「本当にいい内容」西口監督