【センバツ】早実が高松商に101年前春のリベンジ 中村心大が投打二刀流の活躍で８年ぶり白星

早実対高松商　7回表早実2死、中越え三塁打を放ち滑り込む中村（撮影・和賀正仁）

＜センバツ高校野球：早実8－2高松商＞◇22日◇1回戦

早実（東京）が高松商（香川）を8－2で破り8年ぶりのセンバツ白星を挙げた。両校は101年前の1924年春（大14）の決勝と翌25年夏の決勝で対戦。いずれも高松商が勝利したが早実が101年前のリベンジを果たした。

昨夏も経験したエース中村心大投手（3年）が投打に活躍した。

投げては8回を8安打1失点に抑え8三振を奪った。最速は146キロ。中村は昨夏甲子園で2勝を挙げておりこれが3勝目。

打っては三塁打2本を含む4打数4安打3打点1四球。2回1死一塁から先制の適時三塁打。5回、9回にも適時打を放った。

高松商は8回に1点を返したが早実・中村を捉えきれず初戦敗退。6年ぶりの白星はつかめなかった。

＜早実と高松商の過去の対戦＞

◆1924年春決勝：高松商2－0早実

◆1925年夏決勝：高松商5－3早実