西武対DeNA 9回表、西武7番手で登板し試合を締めた平良(撮影・滝沢徹郎)

<オープン戦:西武2-0DeNA>◇21日◇ベルーナドーム

オープン戦とはいえ、西武が4試合連続で完封勝利を挙げた。守護神としてもやりがいの大きな環境になるだろう。平良海馬投手(25)が言う。

「お互いにいい声掛けをして、いいチームになってきているので、そこは継続してみんなでやっていきたいと思います」

開幕が近づき、空気感はより本番に近づく中で、2点リードのマウンドに上がった。153キロ直球、143キロカットボール…といつものハイテンポでポンポンとストライクを並べる。それでも「球速、もうちょい出ると思うので。これから」とまだ満足はしない。

ブルペンからマウンドへ向かう時には、左翼席の西武ファンからペナントさながらの声量で声援が飛んできた。これぞクローザーを任される男の特権。

「最終回の責任をしっかり果たしていきたいと思っていますし、今年は抑えで最高のパフォーマンスを出したいです」

勝てば勝つほど、抑えれば抑えるほど、9回表へのテンションは高まっていく。【金子真仁】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】クローザー平良海馬が締めて4試合連続完封「今年は抑えで最高のパフォーマンスを」