エナジックスポーツ対至学館 至学館に勝利、笑顔で応援団にあいさつに向かうエナジックスポーツナイン(撮影・前岡正明)

<センバツ高校野球:エナジックスポーツ8-0至学館>◇21日◇1回戦

エナジックスポーツ(沖縄)が初出場初白星を飾り、聖地に勝利の校歌を響かせた。ナインは皆、はじけた笑顔で大熱唱。バックネット裏後方まで届く大きな声で熱唱し、歌い終えると勢いよく一塁側アルプススタンドに向かった。

X(旧ツイッター)上では「めちゃ歌っているの聞こえる」「パワプロの校歌みたい」「(曲調が)積水ハウス校歌」「ニコニコでこっちまでうれしくなった」などと反応が相次いだ。

勝利の瞬間はアルプススタンドから大きな拍手が送られ、メガホンが揺れた。新チームから掲げる、神谷嘉宗監督(69)命名の造語で「はじけるような笑顔でプレーを楽しむ」という思いを込めた「スマイルポップコーン」と書かれた横断幕が風に揺れる中、指笛が響く和やかなムードだった。

昨夏は県準Vで聖地にあと1歩届かなかったが、昨秋九州準Vでセンバツ当確ランプをともした。同校は21年に創立し、野球部は22年に誕生。創部3年目で初白星を飾った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【センバツ】エナジックスポーツが初勝利の校歌大熱唱 Xで「パワプロ」「積水ハウス」と相次ぐ