【センバツ】広島商が３年ぶり白星 スクイズなどで10得点 横浜青陵敗れ21世紀枠23連敗

横浜清陵対広島商　1回裏広島商1死一、三塁、セーフティースクイズを成功させる藤田（撮影・和賀正仁）

＜センバツ高校野球：広島商10－2横浜清陵＞◇21日◇1回戦

23度目出場の広島商が21世紀枠で初出場の横浜清陵（神奈川）を10－2で破り、3年ぶりのセンバツ勝利を挙げた。これで出場7大会連続の初戦突破。甲子園通算は春夏64勝目。

1回、相手のミスに乗じスクイズを含む3本の犠打を決め2点を先制。3回にも2点、4回にも3点を加えた。終盤にも得点を奪い2桁10点を挙げた。

先発の大宗和響（3年）は6回を5安打2失点。7回からは継投に入り危なげなく逃げ切った。

横浜青陵は投手陣が制球に苦しみ11四死球。守備も4失策と乱れ失点を重ね初勝利はならなかった。21世紀枠は前日20日の壱岐（長崎）に続き今年も白星を挙げられず。21世紀枠同士の対戦を除くと、これで同枠は初戦23連敗となった。