【巨人】山崎伊織4回8安打5失点「内容が良くない」阿部監督は開幕ローテ保留、赤星と一騎打ち
<オープン戦:日本ハム5-2巨人>◇19日◇エスコンフィールド
巨人が攻守で精彩を欠き“5連敗”に沈んだ。先発山崎伊織投手(26)は立ち上がりの1回だけで35球を要し、4回8安打5失点と苦しい内容。阿部慎之助監督は「ずっとここのところ内容が良くない。あと1回、ファームで調整(登板)できるから。そこの内容次第だと思うんだけどね」と開幕ローテ入りの決断には至らなかった。同時に「しっかり修正してくれると思ってる。修正点は自分でわかってるはずだから」と期待した。
打線も迫力を欠いた。2回に岡本の1発は飛び出したが、その後は長野の内野ゴロの間に奪った1点のみ。打順は5番にヘルナンデス、調子が上がらない新外国人キャベッジは7番に組み替えた。「固定はしたいんだけどね。去年もなかなか固定できなかった。いろんな試行錯誤してやってみようかなと思います」と指揮官。打率2割5分8厘も2打点、ノーアーチにとどまる新助っ人の覚醒を待つ。
オープン戦とドジャース、カブスとのプレシーズンゲームを含め5連敗となった。28日の開幕までの調整期間は最終盤に入った。修正と改善を繰り返す。【為田聡史】
○…開幕ローテ入りを争う山崎と赤星が一騎打ちの形相となった。阿部監督は「2人で4イニングぐらいずつ投げさせるから、そこで内容よかった方に行ってもらおうかなと思う」と説明。両投手を26日のイースタン・リーグのオイシックス戦に登板させる見通しで、同戦の内容で開幕ローテを決める。