ドジャースがロースター変更、日本生まれの母を持つ右腕サウアーが昇格
ドジャースは19日、カブスとの開幕シリーズ2戦目に向けてロースターの変更を発表。左腕ジャスティン・ロブレスキ(24)がマイナーに降格し、日本生まれの母を持つ右腕マット・サウアー(26)がメジャーに昇格した。
サウアーを40人枠に入れるため、リハビリ中の先発左腕クレイトン・カーショー(37)が60日間の負傷者リスト(IL)に移行した。
サウアーは17年ドラフトでヤンキースから2巡目(全体54位)指名を受け契約。23年12月にロイヤルズにルール5ドラフトで移籍し、昨年デビューして14試合で防御率7・71だった。5月に再びヤンキースに戻り、シーズン終了後にFAとなってドジャースとマイナー契約を結んだ。
サウワーは米カリフォルニア州生まれだが、母タミーさんは沖縄の米軍基地で生まれた。タミーさんは幼少期に米国に渡って以来、日本に戻ったことがなく、サウワーは開幕シリーズにタミーさんを連れていく予定を明かしていた。
米メディア「アスレチック」によると、サウアーは今月7日のマリナーズ戦に登板後にロバーツ監督から日本行きのメンバー入りを告げられ、そのときの様子について「どう反応していいか分からなかった」と、驚きと喜びを伝えたという。今オープン戦は4試合で計7回2/3を投げて10安打7失点、1四球8三振で防御率8・22。
マイナーに降格したロブレスキは昨季デビューし、8試合で1勝2敗1セーブ、防御率5・70。オープン戦では4試合で2勝0敗、防御率1・93と好投していた。18日の開幕シリーズ初戦での登板はなかった。